ご相談メリット
専門家への相談メリットは?
遺言について
- 遺言作成はご自身の想いを実現するためのものであり相続トラブルを避けるための第一歩です。ただし遺言は専門家に相談しなくても作成することができます。
- 「自筆証書遺言」であれば、自分1人で作成できますし、最も確実な「公正証書遺言」であっても、公証人役場に行き証人2名を用意し手数料を支払うなどご自身で所定の手続きをすれば作成することができます。
- それでは、専門家が存在している理由・依頼するメリットとはどのようなものだと思われますか?
遺言作成を専門家に相談する理由・メリット
- 法的に効力のある遺言を書ける
- 相続人、相続財産をもれなく調査し相続対策となる遺言作成が可能
- 遺言執行人、証人を頼みやすい 等
- 専門家が遺言を書く段取りをしてくれるということで、「面倒な手続きや書類集めに断念することなく」「間違いなく効力のあるものを残すことができる」点がメリットと言えます。
- また、公正証書遺言の証人は2名用意する必要がありますが、ご家族など相続人の方は証人にはなれませんので、ご自身のみでご用意するには難点があるといえます。ご友人や会社の方を...といっても、遺言の内容が全て知られてしまうので、あまりおすすめできません。
法的に効果のある遺言がない場合〜後々周りの方がトラブルに
- 口頭で遺産の分け方を聞いている
- 財産分けの方法が遺言ではない形でメモに書いてあった
- 遺言を残してあったようだが保管場所がわからない 等
遺言を書いた方が良いと思っている人は大勢いるのですが、実際には、多くの方が意識せず作らないままか、なんとなくメモ程度にしてしまうことが多いです。
- また、女性の方であれば「特に作らなくてよいのでは」という方も多いかと思います。昨今、エンディングノートの存在が脚光を浴びていますが、それのみ書いて、きちんとした形(法的に根拠のある形)での遺言を残していないと、法的に効力のないメモや口約束などで、財産の分け方を示した場合は後々トラブルに発展してしまいます。
- 専門家に相談すれば、ご自身の労力を省くことができるうえ、相続対策を考慮した遺言完成までサポートできますので上記のような後々のトラブルも起こらず安心です。
相続が起こってしまったら
相続発生後に行うことをご参照ください。
遺言は作っていないけれど、相続が起こってしまった・・・!という場合も、専門家へのご相談がおすすめです。
- 遺産分割協議書を作成し、相続人の方々の話し合いの結果をまとめる必要があります。
- また、不動産の相続登記をする場合は司法書士、相続税が発生する場合は、連携する税理士との相談により対応しますので、お客様がいろいろな専門家のもとへ足を運ぶ必要はありません。
安心への第一歩のために
- 相続など将来のことを見据えて遺言を書くためには、ご自分や周りの方のこと、つまり人生を改めて見つめなおすことが必要です。ご自身だけで考えてしまうと、何となく想いをめぐらせたりするものの、どうしても後回しになってしまいがちです。
- 一緒に向き合う信頼できる専門家を見つけることが、心のひっかかりをなくし安心して暮らすための近道です。専門家へのご相談で、元気なうちに相続などのお悩みを解決し、安心な未来への第一歩としていただきたいと思います。